寿徳寺について

寿徳寺の由緒

常陸大椽氏と、その庶流である烟田氏の菩提寺である当寺は、文治二年(1186年)の正月に創建されました。開基は、烟田城主・親幹氏です。その後、天文12年(1543年)に懌叟道悦を招き、筑波郡小田村にある曹洞宗・平澤山東寿寺の末寺となりました。さらに、天正10年(1582年)には宗周一庵によって曹洞宗に改宗されました。

寺は大風や二度の火災で大きな被害を受け、伽藍や堂宇を失いました。しかし明治元年(1868年)、第31世住職・大慧智教の代に仮本堂が建てられます。平成20年(2008年)には本堂の再建を皮切りに、客殿・参道・庫裡などが整えられました。現在の住職は、開山以来33代目にあたります。

寿徳寺

曹洞宗について

曹洞宗の歴史は、約800年前の鎌倉時代にさかのぼります。

道元禅師(どうげんぜんじ)が中国から仏法を伝え、日本でその教えを広めました。

その後、瑩山禅師(けいざんぜんじ)が各地に広め、曹洞宗の礎が築かれました。

道元禅師(どうげんぜんじ)とは

道元禅師(どうげんぜんじ)は、14歳のとき比叡山に入り出家しました。しかし彼は、「生まれながらに仏性を持つと説かれているのに、修行で悟りを求めるのはなぜか」という疑問を抱きます。その答えを求め、禅の本場である宋に渡りました。やがて如浄禅師に出会い、そのもとで修行を重ねる中で悟りを得ます。修行とは仏性があるからこそ可能なのだと。

28歳で帰国した道元禅師は、正しい坐禅の作法と教えをまとめた『普勧坐禅儀』を著しました。34歳のときには興聖寺を建立し、代表的な著作『正法眼蔵』を執筆します。さらに45歳で、越前の大仏寺(のちの永平寺)を建立しました。

曹洞宗の教義

私たちが人間として生を得るということは、仏さまと同じ心、「仏心(ぶっしん)」を与えられてこの世に生まれたと、道元禅師はおっしゃっておられます。「仏心」には、自分のいのちを大切にするだけでなく他の人びとや物のいのちも大切にする、他人への思いやりが息づいています。しかし、私たちはその尊さに気づかずに我がまま勝手の生活をして苦しみや悩みのもとをつくってしまいがちです。

お釈迦さま、道元禅師、瑩山禅師の「み教え」を信じ、その教えに導かれて、毎日の生活の中の行い一つひとつを大切にすることを心がけたならば、身と心が調えられ私たちのなかにある「仏の姿」が明らかとなります。日々の生活を意識して行じ、互いに生きる喜びを見いだしていくことが、曹洞宗の目指す生き方といえましょう。

住職よりご挨拶

住職

今から3年前の2022年の7月より、寿徳寺住職をさせて頂いております、木村天眞と言います。

赴任した当初は、お寺の復興の為、毎日が自分との戦いでした。

現在は、必要な仏具や施設が整い、ホームページに掲載できる内容になりました。

小規模のお寺ですが、豊かな自然に囲まれ朝は鳥の声がさえずり、参道を愛犬を連れてお参りできる環境です。

施設も現在必要なものについては十分完備しています。お寺では御朱印も行なっています。

私の大切な言葉として、『和合』と言う言葉があります。

共に生きる上で協力して支えあって調和を保つことです。

今までのお寺は、敷居が高いお寺が多かったので、それを一般人の目線に下ろして、開かれたお寺『人が集うお寺』を目指して、精進しています。

鉾田市のお近くまで来られましたら、気軽に寿徳寺までお越しください。

年間行事

  • 1月1日 修正会(しゅしょうえ)

    修正会は、新しい一年の無事と健康を祈る大切な行事です。檀信徒をはじめ参拝される方々のために、無病息災を願ってご祈祷を行います。

    修正会
  • 3月21日 春彼岸大法要(はるひがんだいほうよう)

    春と秋、年に二回行われる大切な行事です。現実の世界を「此岸(しがん)」、悟りや涅槃の世界を「彼岸(ひがん)」といいます。この法要では、彼岸へ渡られたご先祖や仏教者の御霊を慰め、その成仏を祈ります。

    春彼岸大法要
  • 4月8日 花まつり(降誕会)

    花まつりは、お釈迦様の誕生を祝う行事です。花で飾られた花御堂に誕生仏を安置し、甘茶をそそいでお供えします。この法要には、仏への感謝とともに、子どもたちの健やかな成長を願う心が込められています。

    花まつり
  • 8月7日 盆施食大法要(ぼんせじきだいほうよう)

    この法要は「施餓鬼会」とも呼ばれます。仏教徒としての【分かちあう心】を表した呼び名です。施食会の願いは、自らの欲深い心を反省することにあります。亡くなった方々へ感謝を捧げ、食を施すことで誠を表す大切な法要です。

    盆施食大法要
  • 9月23日 秋彼岸大法要(あきひがんだいほうよう)

    春と秋、年に二回行われる大切な行事です。現実の世界を「此岸(しがん)」、悟りや涅槃の世界を「彼岸(ひがん)」といいます。この法要では、彼岸へ渡られたご先祖や仏教者の御霊を慰め、その成仏を祈ります。

    秋彼岸大法要

寺院案内

拝観・開館時間 午前8時〜午後5時
アクセス 新鉾田駅からタクシーで5分
東関東自動車道鉾田ICから車で13分
駐車場 20台
所在地 茨城県鉾田市烟田946イ
宗派 曹洞宗
創建 文治二年(1186年)

お問い合わせ

永代供養、葬儀、ペット供養のことなど、
ご相談やご要望があれば、どうぞ寿徳寺までお問い合わせください。

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